ロードバイク歴が1年になったので振り返ってみる
ロードバイクを始めてからちょうど1年経った( ˘ω˘ )
いままでのライドを振り返ってみるよ(*´∀︎`)
ロードバイクに乗るまでは、クロスバイクであちこち走っていた。
これが楽しくて!楽しくて!
それが1年前、友達にロードバイクを試乗させてもらった。すんごく速くて楽しくて感動した。
その友達のおかげで、ロードバイクにハマっちゃった。
最高に楽しい趣味に出会えた。
ロードバイクでどこへでもいくようになった。
高価だと思って買ったロードバイク。なのに1年間で二台のロードバイクを購入することになるとは…'`,、('∀`) '`,、
初号機 MERIDA RIDE400
二号機 ARGON18 GALLIUM
ではでは!
いままでのツーリング記録を、
簡単にまとめていきますね。
気になる記事あれば、のぞいてみて下さい。
ゆるゆるツーリング
なにも考えずに家を飛び出す習慣がついた。「行きたいから行く」って思ってツーリングをするんだけど、毎回楽しくって仕方がない。
紀伊半島ライド
大阪から本州最南端まで走った。
自然と食べ物と人に恵まれまくった。苦しくともツーリングは楽しいという謎の感覚を持つようになった。これは良かった。
山形⇄新潟ライド
こっちは山形と新潟を300km走ってみたやつ。
海大好きっ子のぼくには「辛抱たまらん!」だらけの絶景ライドになっちった。好きなことだけやってるだけの旅っていい。楽しさしかない。ゆるく行こう。
アワイチ
妖怪ペダル回しくんとロングライドやったら、(いい意味で)酷い目にあってきた。
もうね、パワータイプの妖怪に引きずり回された(;´∀︎`) けどあんな無茶ライドができたのも彼のおかげなんだ。ここからりっけいが無茶ライドに引き込まれていく。
無茶ライド
もうね、無茶ライドだと言い切れる。大冒険だった。
ゆるキャノボ
540kmですよ。それを48時間で走り切ろうと。いまから思えば、もうアホかと。バカかと。
これが終わった時には「絶対に500kmなんて走らない」と心に誓った。だけど、最近はまた500kmライドがやりたくて色々計画している。中毒性が高いんだよ、無茶ライドってやつは。
クレイジーライド 七葛
これも無茶ライドのひとつだ。
1日で5000m登っちゃったんだよ。
え?やる意味?意味なんてないよ!!(断言)
一緒に走ったフォロワーさんが強すぎて、彼を越えられる気がしない。ほんと凄まじい。
レース
ヒルクライムレース
レース参加したら、とんでもなく苦しく、バカみたいに楽しかった。 三途の川で溺れていた。
いつも手を抜いて走っているのに、一切手抜きなしで走ってみると地獄と天国を同時に味わえた。来年も出てみようかと画策中。
鈴鹿エンデューロ
鈴鹿サーキットで行われる、8時間耐久レース。大学の友達5人で出たらレース展開がすんごく面白かった。
乗り始めて間もなかったのに、全力でペダルを回すことに熱中していた。スピードに取り憑かれていた。
超長距離ライド
まだ書き切れていないツーリングたち。どちらも1週間で1000km越えしてる。
四国一周
これも妖怪ペダル回しくんと行ってきた。何度も断念しようと思った。辛いを越えて、絶望を味わってきた。だけど絶望を乗り越えると、楽しいことも嬉しいこともいっぱいあった。
旅が終わった時には2人の頭がおかしくなっていたのはここだけの話。早く続きを書きたい。
大阪→鹿児島
ロードバイクを買って1ヶ月で1000km旅に出てきた。一緒に旅した友達はロードバイク歴が2週間という、危なっかしい2人で走ってきた。
この話をずっと待ってる読者さんがいるので、はやく書き切りたい。ぼくもこれは面白い記事になると思ってる。おまけ編まであるので長編になる予感。
てなことで!
1年間ロードバイクばっかりでめちゃくちゃに楽しかった(`・∀︎・´)
時間もお金もいっぱい使ったけど、後悔なんてちっともしてないし、いい投資だったなと思ってる。みんなもチャリ旅たのしんでね!
ぼくは、これからもきっと乗り続けるんだろうなあ。基本的には「ゆるゆるツーリング」かな。たまには無茶ライドもやるかも。
これからもブログ書いてくので、お楽しみに〜〜(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎)
おわり。
新潟の夕陽ツーリング【山形⇄新潟300km②】@笹川流れ
ここどこだっけ?
ほのかに暗い部屋で目が覚めた。
そうか、ネカフェか。
徹夜で新潟まで走ってきたんだ。
うん、身体は休まった。ちょっと漫画でも読んでおこう。……。気づいたら18時間も滞在していた'`,、('∀`) '`,、
この日は、新潟から山形まで走る。
「日本海を眺めつつ走る」という贅沢ライド。
これは楽しいツーリングになるぞ〜〜。
国道113号線まで出て北上する。
風を切って走る快感がたまらない。うぴょー!
旅チャリダーだ!
大きな荷物をもって旅に出るって素敵。海岸沿いにキャンプ場あるし、テント泊かしらね。
113号線から日本海を眺めながら走れることに喜ぶ。今日もピカピカに晴れていて、海も空も煌めいている。
もっと近くで海を見たいな〜、と思ってスポットを探す…と、ちょうどいいところが!
うおおおお!!キレイ!うひゃー!
テンションあがる。
風車が並ぶ海岸。こういうキレイな場所を見つけるのが旅の醍醐味なんだ。嬉しくなる。新潟県胎内市へ行くことがあれば、ぜひ探してみてください(´▽︎`*) 日本海いいよ〜。
愛車かわいい。すき。
空も海もキラキラしている。
平和な光景にニンマリしちゃう。大好きな海を眺めながら走れる。これだけでもう欲しいものはない。最高のツーリングだ!あはははは!
この大地と海のコラボっぷりよ。
ここまで走って来た道が見えるだけで誇らしくなる。あんな遠いところから…と思うけど、実は遠くないのだ。10kmほどだろうかね(たぶん)
海老名ちゃん!?はぅ〜?
とニヤけて撮ったら「海老江」だった(真顔)
ルートは簡単。ただ北上するだけ。村上市で345号線に乗り換える。
この長い長い下り坂を〜♬
ゆっくりゆっくり下っていく〜🎶
かっこいい電車。
「特急いなほ」という名前らしい。青一色でスマートだ。背景の緑色といいコントラストだね。
どこまでいっても海。
ただね、向かい風がつおいの。
トリさんは風に乗って飛んでゆく。うらやましい。
さっきから耐えて走ってきたけどもう限界_:(´ཀ`」 ∠︎):_
海風がぶつかってくる。ちょっとツカレタ。
どこか休みたいなあ。補給食も尽きちゃったよ。休憩ポイントはないのかと調べてみる。
向かう先にコンビニ全然なくてワロタ。
仕方ない。お昼寝しよう。
疲れて走っても、良いことないからね。休めばまた楽しく走れるんだ、きっと。
おやすみ…
ざざーん…ざざーん…
ん、波音が聞こえる。
起きたら夕暮れだった。
うむ、疲れは取れた。風も止んだ。体に痛みもない。さあ走ろうではないか。
巨岩の中を道が通ってる。
トンネル出口も好き。
お花。コスモスかな?
「特急いなほ」にまた出会えた!
面白いところを抜けていくね。
巨大ちんこ。
日が傾いて来たぞ。
夕陽ふぉとぐらふぁー!
みんな夕陽を楽しみにしてるんだね∑︎d(*゚∀゚︎*) ぼくも撮るよ〜〜!
ここは笹川流れ。
新潟の夕陽スポットなのだ。この美しい自然に夕陽がどうマッチしてくるのか。楽しみすぎる。この夕陽のためにツーリングしに来たんだ。
海面とマッチした夕陽が…!きれいぞよ!
ロードバイクのいいところは、クイックに移動ができること!夕陽スポットを次々変えて、好きなように足を止めて、撮影できるのが素晴らしい。ロードバイク最高かよ。
もうね、、、この瞬間に立ち会えた喜びといったら…!
「美しさにブルっと身を震わせた」
「明媚な景観に息を飲み込んだ」
どう表現したらいいのか分からない。けど、身体いっぱいに喜びを感じていた。自然、最高だ。
うおおおお!キタキタ!
ぷっくり膨れたお餅のよう。夕陽かわいいもんじゃのぅ。
水平線に沈む瞬間の空の色。
何色と形容したらいいのか。
自然が見せてくれる美しさにうっとりする。
名残おしい。
太陽が沈んだ。
またきっと、あの景色に出会えるだろう。それまでのしばしの別れ。感慨にふけりながら自転車を進める。
でっかい岩が突き刺さっている。
ほの暗い空とマッチしていて不思議な光景。
海や空だけじゃなく、岩も被写体になるぐらい面白い。
太陽が沈んでも、空は光り続けてる。
いとうつくしき。
さあ、お腹すいたぞ!ずいぶん前に補給食を食べ尽くして以来なにも食べてない。ご飯どころを調べるが、どうやら近くにはないようだ。
仕方ない。少し先のコンビニまでいこう。
しゃーー!快調なペースでペダルを回す。
あっという間に勝木についた。コンビニ発見!
欲望のままに。食べたいものを食べる。
「おいしっ!ごはんおいしっ!」とニヤニヤしながらコンビニの駐車場で食べていた。チャリに乗ると羞恥心がなくなっちゃうね( ^q^ )
「お腹も満たされたし、お風呂に入りたい!」ってことでいったのはあつみ温泉、正面湯。
番台の人もいなかった。これは秘湯温泉感。
脱衣場に入ると「こんばんは〜」とお客さんから声をかけられた。びっくりしながら挨拶を返す。どうやらここは地元の人たちのコミュニティ温泉みたい。みんなが顔見知り。ノルスタジックな気分で、なんだか嬉しくなる。
ロードバイク旅を始めて以来、旅先で出会える地方の雰囲気が好きになった。知らない人たちと話ができる、仲良くなれるって楽しいものだよね。
また挨拶をして温泉を出る。
夜が深まっていた。
暗闇の7号線を走り抜ける。
温泉効果で体力100%だ。30kmさっくり走れた。無事にゴール!またもネカフェで就寝。
次の日、
余目駅から輪行して家に無事に帰った。
下調べなしの新潟ツーリング。思いつきで深夜に家を飛び出してよかった。大好きな自然に囲まれて、ロードバイク旅をするってやっぱり楽しいんだよね。また来てみよう。
1日目もどうぞ(*ノ・∀︎・)ノ
↓↓
徹夜ライドやっちった【山形⇄新潟300km①】 - りっけいのゆる旅
徹夜ライドやっちった【山形⇄新潟300km①】
バカなことをした( ˙▿︎˙ )/
ノリで徹夜の150km走ってきた。
Q なんで徹夜で走るの?
A ん〜、なんとなく…?(゚∀゚︎)
特に理由なんてないよ。
「無茶なライド、最近やってないなあ」
と思った2日後には決行していた、って感じ。
金曜日の仕事明け。
家に帰って、いそいそと準備する。
この時間が楽しい。徹夜で走ると思うだけでわくわくする。
さあ行くぞ〜!
通り慣れた道がまっくらだ。夜道を駆け抜けていくのが気持ちいい。
少し欠けたお月様。
照らしてくれてありがとう!
田舎の夜道は闇に飲まれてて、いつもとは違う景色。街灯が照らすその先を目指していく。
服装はこんな感じ。
寒さ対策に長袖とタイツ。
安全のために反射ベストも着てみた。
この反射ベストのおかげか、追い越す車はかなり大きく距離をとってくれた。ラッキー!
リアライト2灯+反射ベストはかなり視認性をあげてくれているんだろう。安全のために投資しておくの大事。
まあドライバーからは「深夜にヤバいチャリ乗りいるし、距離あけておくか」と思われただけかもしれないが( ´゚ω゚)ハハハ
県道113号線へ乗り換える。
この道が恐ろしかった。
誰もいない交差点。
君は誰に手を上げているんだい?( ゚Д゚)
この辺からホラー度が高まってきた。
怖くなってきた。
霧が出てきたのだ。
車もまともに通らない道を延々と走る。
ここまで何もない。
ここからも何もない。
15km先にコンビニがあるだけだ。そこまで、なにもない。ぞわぞわと背中が痒くなる。世界にひとりぼっち、と思ってしまう。
トラブルがあったらどうしようって思っていた。
いつもは楽観的に走っているのに、この夜は寒くて怖くて、すんごく不安を抱えていた気がする。
雰囲気ありまくり。
無意識に足を止めてしまった。
このトンネルがむちゃくちゃに怖い。
ナニか出そうだ、と直感が言っている。
別ルートなんて無い一本道。
ここまで来たのに引き返すことなんて嫌だった。意を決してトンネルへ入る。
こおおおおお…
風が抜けていく音がする。
タイヤと地面が擦れる音が際立つ。
ホイールを回すことに集中するが、意識はどうしても後ろへ…。
もしかしたらナニかが追いかけて来てるんじゃ…。
…こおおおおおお…
…
あああああああああ!!!
怖いよおおおおおおおお!!
我慢の限界だった。
ヤケッパチになってペダルを踏む。
ぶっ飛ばしてトンネルを抜けた。
「誰も付いてくるなああああ!うわああああん!!」
深夜に山越えをしてはいけない。
3時にトンネルへ入ってはいけない。
オバケが出そうで泣きそうだった。
ほんとうに怖い思いをした…深夜のトンネルなんて2度と通らない。
はあ…はあ…はあ…
一目散で山を越えていく。
ふぅ…ふぅ…
もう少しで夜明けが来るぞ!
あと少しの辛抱だ。
と自分に言い聞かせる。
あああ!空が白んできた!
やった!
夜を越えたぞおおお!!!
朝日が目にしみる。
生き残ったぞおおお!
バッチリ綺麗なお山だ。
目が冴えてきた。けど、さっきまでの恐怖で疲れがたまっている。
延々と続く山道。
なかなかハードモードだ。こんなときは笑って乗り切るしかない。淡々と進んでいくと、遠くに町が見えてきた。
線路を見て、
「ようやく人々の生活圏へ入れた」
と心の底から安心した。
コンビニ休憩。
ロードバイクもよく頑張って走ってくれたよ。深夜ライドありがとうね!朝ごはんをもしゃもしゃ食べる。
残りは30kmほど。ゴールの日本海までひた走るのみ。焦らずマイペース走法をとる。
うーむ、素晴らしい朝だ。
空気が澄んで、空は冴え、草木が映えている。
新潟の田園風景がすっかり好きになった。
左右いっぱいに広がる田んぼを、横目に走るのが気持ちよくってたまらないヽ(*´∀︎`)ノ
そして、ついに。
ゴーール!!
いえぁああーー!
バカなことができたあああ!!
辛かった以上に、喜びの波が大きく押し寄せてきた!
走りきれるじゃん!よくやった!と自画自賛していた。
1人で小躍りしていた。
徹夜明けのコーラは世界一!
日本海が晴れ渡っていて美しいのぅ。海ってやっぱりええものじゃのぅ。
お昼寝。というかお朝寝。
さすがに仕事終わりで徹夜ライドは眠たくもなる。日差しがギラついているが、構わず寝る。
おやすみ( ˘ω˘ )
3時間後。
おはよう(`・∀︎・´)
眠気はすっかり取れた。
ひなたで寝たので肌がピリピリする。
近くに温泉があったので入りにいく。
かなり体力回復ができた。身体を癒すと、気持ちまで癒される。温泉最高。
あーー!最高なんじゃー!
天候が最高の日に来てしまったようだ。
さてお腹も空いたので、お昼ご飯を食べる。
新発田市の一心寿司さんに入ってみた。
地魚五種盛り。
アジ、めばる、タコ、活さざえ、生南蛮海老。
うっはあーー!おいしいいいい!!!
なんじゃこれ!!
お魚もコメも一級品じゃないか!
いままでいろいろ場所でお寿司を食べてきたけど、ここはぶっちぎりで美味しいぞ。
特にさざえが美味しすぎる。
コリコリどころかゴリゴリ感覚で身がしっかりしている。噛むほどおいしい。磯の香りがふわっと抜けていくのが堪らない。
タコは甘く舌にまとわりつく。海老なんて、満遍なく柔らかくふわふわと姿を消していく。
さすがは日本海。海の幸。コメどころの新潟。寿司が暴力的なまでにうまい。みんなも食べにきて!おすすめだよ。
追加でちらし寿司も頼んじゃったよ(´▽︎`*)
美味しいもので満腹になれて幸せ。
その後はひとまずネカフェへ。
またひと眠りした。
この後はどんな楽しいことがあるんだろう。
つづき(。っ・ω・´)っドゾォ!!
↓↓
新潟の夕陽ツーリング【山形⇄新潟300km②】@笹川流れ - りっけいのゆる旅
荒川サイクリングロードを最高に楽しんできた【グルメライド】
ちょっくら荒川の河川敷を走ってきた✌︎('ω'✌︎ )
東京に用事があったので、会社の同期を誘って2人で走りに行くことに!
バイクはARGON18 GALLIUM。
乗り方が分かってきて、最近ますます楽しいバイクになってきた(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎)
新しい試みで、DuraとREYNOLDSの組み合わせのホイールを。どんな化学反応を起こしてくれるのか…!わくわく(*´ω`*)
東京駅で待ち合わせて、荒川へゴー!
久しぶりに走る都会はカオス!
スリリングで面白いが、もちろん安全第一で。
路駐、バイク、荒ぶる高級車をかわしながら突き進む。普段は田舎ばっかり走る私にはハードモードだった。
都会慣れしてる同期が頼もしい。くっついて走ってると、
ついたよ!荒川の河川敷!
あびゃーー!
あびゃびゃびゃー!
楽しいいいいいい( ^q^ )
どんどんスピードが上がる…!
6m/s(21.6km/h)の追い風が背中を押している。これなら、貧脚な僕でもスピードが出るわけだ。うひょひょーい!
調子に乗ってペダルを回していたら、50km/hを突破していた。危ない。セーブ!セーブ!
まだ慌てる時間じゃない。いのちだいじに。
河川敷ということもあってか、グラウンドがいっぱいあった。野球、サッカー、テニス、ゴルフなどみんなスポーツに興じている。家族で遊びにきているようだ。微笑ましい光景に嬉しくなる。みんなが楽しそうで何よりだ。
埼玉県に入ると、道のつくりが変わった。
細いながらも林の中や田んぼの中を進むのだ。景色が変われば気分も上がる。単調な道はやっぱり飽きちゃうし、新しい道はドキドキする。
あぜ道を進む。
手信号を出してくれる同期。
道案内ありがとう。
東京からたった50km進めば、のどかな土地になるのだから面白い。街や都会ってのは、案外広くないのだと思う。電車や車では気付きにくいことを、ロードバイクは教えてくれる。だから、好き。
東京駅から、ちょうど60km。
着いたのは、
榎本牧場だぁああ!やっふぃ!
通称エノボク。
エノボク!エノボク!
おしゃれベンチ。
お目当てはアイス!
ミルクandイチゴミルク('∀︎'*)
ひとくち、パクっ!
…はぁぁあああ…。うま…い、、、
感動した。なんて美味しいアイスなんだ。
ここまでライドしてきたから、さらにおいしく感じるんだろうけど、これは規格外のうまさだ。反則だぞ。このレベルでアイスと名乗るのなら、コンビニアイスが売れなくなるぞ/(^o^)\
大満足のスイーツタイムだった。榎本牧場が有名になるはずだ、これは。ごちそうさまでした。
しかし、この時点でちょっと不安が。
今から戻って時間に間に合うのか…??
僕は山形へ帰るのだ。新幹線の時間まであと4時間もない。余裕を見てあと3時間で60kmを走りたいところ。
行きは強い追い風に乗って飛ばしてきた。最高の条件だった。しかし、帰りは強烈な逆風の中を帰らねばならない(;´∀︎`)ァハハハ
しょうがない、やるだけやってみよう。
来た道を引き返す。反対側から見るだけで、同じ道でも風景が変わるから楽しめる。
頑張って走る。バイクが助けてくれる。
GALLIUMはずいぶんと足に優しいバイクだ。
駆動を担うリアホイール(REYNOLDS)が、チャキチャキとバイクを進めてくれる。フロントホイール(Dura-Ace)が横風と微振動をうまくいなしてくれて上半身の負担を減らしてくれる。なかなかいい組み合わせだ(ニヤニヤ
性格の違うホイールを前後で履く贅沢を味わえる幸せさ…!!
東京都へ入ったあたりから風がググッと強まってきた。温度も湿度も高くなってきた。南風をあっぷりと浴びる。同期とふたりでヒーヒー言いながら愚直に走る。
だが、無理をしていても限界はやってくる。
「逆風さん、もう勘弁してください!!!」
ぼくも同期も逆風に降参。
逆らっても仕方がないので、河川敷ルートを諦めて市街地ルートへ切り替える。こういうフレキシブルさって大事。
街中は風が弱まっていてずいぶん楽だ。
河川敷よりはいい道だよ。
歩道橋が無ければね!!!(憤怒)
自転車禁止道路が原因なのか、やたらと歩道橋を登らせるシチュエーションがある。
大量発生している信号と路駐には別段文句はない。だが、歩道橋には気持ちが荒ぶる(;´д`) いや、落ち着こう。先を急いで事故ったら意味がない。冷静に冷静に。
最後には青空を見せてくれる天気さんイケメン。
夏の空が好きな僕としては、こういう青空のチラリズムでもすごく嬉しいものだ。夏空が至高。
そして、ゴール!
予定通り3時間で帰ってこられた!やったね(ノ*'ω'*)ノ
ドロドロに汚れたバイク。
雨上がりの河川敷を走ったから、これは仕方がない。家に帰ったら綺麗にしてあげよう。
いっぱい頑張ってくれてありがとう(。っ・ω・´)っ
結果的には、めちゃくちゃ楽しかった!
知らない土地を走れる喜びに浸りまくっていた。走りたいところを走る。これがツーリングのベスト解。同行して道案内を買ってでてくれる同期にも感謝だね(/*´∀︎`)o
さあ後は新幹線輪行で帰るのみ。
駅弁うまままーい!
ライド後の駅弁は世界一ィィイ!!
ということで、荒川を存分に堪能してきた!信号も全くないから走りに集中できる。
グルメライドを久しぶりにやってみたけど、いいじゃないか!今度は山形でアイス探しの旅に出てみようかな。
おわり。
黄昏の空が綺麗すぎた
夏!
大好きな季節がやってきた。
解放感が気持ち良くて、夏がとても好き。
空の色が一番きれいな季節だと思う。
真っ青な空。オレンジの空。赤い空。どの空もきれい。
あまりにも天気がよかったので、夕焼けを撮ってきたよ。
自転車ブログなのか空ブログなのか。
まあ気にしないで、楽しんで見ていってくださいね~。
山形の景色のレベル高さ半端ない。
家から5分でこの眺望って贅沢。たまんない。
もくもくの入道雲。
夏がきたぞ~~って教えに来たみたい。
目いっぱいに広がった雲。
雲が、昼と夜の境界線にも見える。ああ美しいなあ。
この空気感が大好きなんです。だいすっきなんです。
写真で伝わってますか、この綺麗さ。
「ほの暗い黄色の世界」
「昼間の集大成」
「夜の入り口」
いろんな名前が付けられるほど、豊かな表情をしている時間だと思うの。
山ぎわがオレンジ色に染まる。
ふぅ。今日も1日が終わるね。
だれも通らない河川敷。
田舎が好きな理由の1つ。
「きれいな景色をひとり占めできる」
気兼ねなく目の前の世界に没入できる。なんでもない景色をみるだけでも癒される。自然と気持ちが落ち着くから不思議だ。
ふと後ろを振り向けば。
あっ!
あの中にラピュタはあるんだっ!!
大胆な空。
「空は宇宙に繋がっている。いや、空は宇宙そのものなんだった」って思い出させてくれる。
雲まで続く道。
いやほんとに、うつくしい色だ。
異世界に入り込んでしまったような感覚にもなる。光の最後のあがきって感じ。
ねこさま。
鎮座されていたので、思わず撮っちった。
いつもは週末に遠出ツーリングしているけど、この平日の2時間プチ冒険もなかなか良かった。なんだかずっとわくわくしていた。
仕事終わりにカメラを持って、フラッと家を出れば非日常がそこにあった。いつもの日常の中に、ちょっとした非日常を見つけた。これはいいものだ。ハマりそうな予感がする。
田舎最高だな。。。
また写真撮ってみよう。
おわり。
シートクランプが壊れたので、自分で直してみた【修理】
さあ今回の記事はマニアックな気がするぞ。
読者は興味あるんだろうか…?
ま。いいさ。とりあえず紹介してみよう。
シートクランプという部品が壊れたのだ。
それを直しましたよ、って話。
「いったいどこの部品なんだよ」ってツッコミが入りそうだが、この部品である。
シートポストとシートチューブを繋ぐ部品だ。
大事な部品だ。それを僕は締め上げすぎて、ぶっ壊してしまった。
サドルの高さ調整で
「ぐっ、ぐっ、ぐっ」
とマシマシで締めていたら
「ピキーーーン」
と絶望の音がした。
ネジ山を舐めてしまった音だ。
ネジ穴にある、山になっているところを、削り取ってしまった。
「こりゃあやっちまったな。あはは」
試しにサドルに腰を下ろすと、サドルがすこーーんと下がってしまう。
これ以上締めても、すぐに緩んでしまう。
こりゃあ、こまっちった。
自転車屋さんに行って聞いても
「シートクランプはバイクによって形が違うからね。売ってないよ」
とのこと。
もう一軒にも行くが、
「メーカーに問い合わせてみれば?」
と、まっとうなお答えをいただく。
もうこうなったら仕方がない。自分で直してみよう。ネジ穴を潰してまったら、直す方法は1つしか知らない。
径の大きいネジ穴を、自分で切ってしまえばいいのだ。
そうと決めれば早い。ホームセンターへ突撃。
ハンドタップとタップホルダーを購入。
あわせて2000円ほど。
M5サイズのネジ穴を潰したので、ひとまわり大きいM6サイズの穴を切る。
やり方はとても簡単。
2つを合体させて
タップ(先端)にグリスを塗って
ネジ穴に「まっすぐ」入れて
あとはパワーをかけてぐるぐる回すだけ。
M6ボルトを入れれば
シートクランプの修理完了!!
やったねv(゚▽゚v)
なおったよ。
これで100kmライドしても、ヒルクライムレースしても一切ゆるむことがなかった。よかった。締めすぎには注意しよう。
(自分で修理をするときは自己責任でね!)
おわり。
初ヒルクライムレースが楽しすぎた【鳥海山ブルーラインヒルクライムレース】
ちょっとレースに出てきた(っ・ω・´)っ
「鳥海山ブルーラインヒルクライムレース2018遊佐コース」っていうレース。
初めてのレース参加だ。
ぼくはツーリング大好き人間で、正直レースにはあまり興味がなかった。けど会社の先輩に誘われたので、出てみようかなーと思って出場を決めた(ノ*'ω'*)ノ
今回登る鳥海山とは、山形県と秋田県の間にある標高2236mのお山。とってもきれいな山なのだ。
初めて見たときには感動したものだよ。
今回のバイクはこれ!
ARGON18 GALLIUM 2017モデル
つい1週間前に納車したばかりなのだ。
軽量カーボンフレームで、乗り心地と加速性能◎ もう最高バイク。
それにヒルクライム飛び道具のDura-Aceホイールを履かせている。もう120点のバイクだ('∀︎'*)
ただ乗りはじめたばかりなので、シンクロ率は30%ほど。
これで全力でレースできるのだろうかね?笑
さて、前日に酒田市へ自走する。
家から100kmをひた走る。
もうGALLIUMフレームが気持ちよすぎて、笑っちゃうぐらいたのしい。電動モーター搭載かと勘違いしちゃう。感想はまたブログに書いてみようと思う。
さて、100キロ走って辿り着いた「すしまるさん」
1ヶ月ぶり2度目の来店。
前にツーリングで寄った時に、好きになったお店。ここはお昼寝をさせてくれたお店なのだ笑
大将もおかみさんもいい人で、お話ししに行くだけでも価値がある(´▽︎`*)
宝石ちらし。
これが絶品。白身魚とイクラが新鮮でとってもおいしいのだ。庄内のお米もまたうまい!ボリューミーなのに最後まで飽きない味で素晴らしい。
大将が僕のことを覚えてくれていた。うれしい。大将や女将さんと取り留めのない話をするのが楽しい。
ぼく「明日ヒルクライムレースですよ〜」
大将「無理してでもガンバレ!けど無理しすぎんなよ!」
とエールをいただく。うれしい。
ご馳走さまでした。素敵な時間をありがとうございました。
宿はショウナイベースさんというゲストハウスへ。
こんなにも広い部屋を1人で使わせてもらえる。ありがたい(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎)
これで3500円だから安いもんだ。すばらしい。
朝。
2017年6月17日。
ヒルクライムレース当日。
宿を飛び出し、20km先の会場を目指す。
ガーーー、とウォーミングアップがてら漕いでいると、うしろから不穏な音が…。
「ぷしゅーーー」
(((( ゚Д゚))))ひえええ、パンクぅ〜
なっちゃったのはしょうがない。急いで直す。10分で完了。
さあ時間ギリギリだ。いそげーー!
タイヤ「ぷしゅーーー」
(;゚Д゚i|!)はああああああ!?2度目!!?
これはヤバイ!!!時間に間に合わない!!
くぅーーー!どうしよ。どうしよ。
とりあえず一緒にレースに出る会社の先輩へ連絡。車で迎えにきてくれるとのこと。イケメンかよ。ありがてぇ…。
原因を調べるとタイヤサイドが傷ついている。どうやら、ブレーキシューと干渉していたみたいだ。破れかけている。
応急処置で内側に千円札を入れてみる。
うむ、なんとか走れそう。
あせったあああああ。
…。
会社の先輩「りっけいくん!迎えにきたよ!」
ぼく「ありがとうございますっっ!!(圧倒的感謝)」
ドタバタで受付へ駆け込む。なんとかセーフ。危なかった。。。
二回もパンクして焦ったせいで、体力をほとんど失ってしまった笑
ぼくは走りきれるんだろうかね。あはは。
今回のコースはこんな感じ。
距離15.9km
獲得標高1024m
平均斜度6.4%
かなりエグい長距離ヒルクライム。
最後の最後に下り区間があるだけで、あとはずっと登りっぱなし。
初めてのレース参加なんだけど、大丈夫だろうかとドキドキしっぱなしだった。わくわくとドキドキのhalf-and-half。
スタート地点。
高級バイクにまたがるガチ勢の方が多くて、ビビり倒すわたくし。ぼくなんてレーパンじゃなくて短パンで臨んでるからね。99%の人がレーパンで、ぼくは場違い感…(;´∀︎`)・・ァハハハ
まあいいさ、好きなように走ってみよう。
目標時間は1時間以内と決めていた。
もうすぐだ!おらワクワクすっぞ!
エリートクラス、10代、20代…という順番でスタートするらしい。
「3、2、1、スターート!」
先頭グループが勢いよくスタートした。
1分後、次のグループも出発。
(*'-'*)???
ここである疑問が…。
あれ、20代グループのみんなどこいった??
周りを見渡しても「20代ゼッケン」をつけた人がいない。キョロキョロしてると、となりのおじさまに声をかけられた。
おじさま「あ、20代グループはもうスタートしたみたいだよ?」
ふあああああああ(;゚Д゚i|!)(;゚Д゚i|!)(;゚Д゚i|!)
後から聞いてみると第一グループは「エリート、10代、20代、MTB」が同時にスタートしたらしい!!そんなアナウンスあったのか。
ぼくは「エリート」「10代」「20代」と順番でスタートするものだと思い込んでいた。このスタートミスも、ぼくの実力のうちなのだ。
くっそーーーー!
ペダルがもげるほど全力で漕ぐ。自転車壊れるほどのパワーで、スタートダッシュを決めた。あのときの加速は誰よりも速かったと思う笑
だが、スピードは坂に殺される。
踏み倒しても17km/h。ヒルクライムの恐ろしさを、じわっと感じ始めた。
なにこれ、進めない…。
前を走る人たちを抜いていくが、それもギリギリ。なんとか根性でスピードを維持している。
アドレナリンが出て興奮してるけど、冷静に分析している自分がいた。
「このペースではゴールまでの16km持たない」
どうする?どうする???
スピード落とすのか?落としていいのか?
自問自答を3秒。
………。
答えはNOだ。
スピードは落とさない。
持っている力を全部発揮しよう。
最後までパワーが出るかわからないけど、やれることを今やるだけ。それだけだ。
自分と同じペースの人にくっついて走りたいが、なかなかそんな人はいない。斜度3-5%、6-8%、9%-12%でみんなペース配分が違うのだ。それぞれの得意な斜度で力を入れているみたい。
仕方がない。ソロでいこう。
いつものペースの120%で走る。
ぜぇぜぇぜぇ…。
リズムがなかなか作れない。明らかにパワー不足だ。次々と抜かれていく。
汗が垂れる。目にも口にも流れ込んでくる。
自転車にも汗が落ちる。
苦しいのが当たり前の感覚に陥る。
初っ端に飛ばしすぎたせいだ。
けど力は緩めない。緩めたくなかった。
視界が極端に狭くなる。
見えるのは、自分の手元だけ。
ときどき坂の勾配を見る。
けどそれ以外見えていなかった。
景色を楽しむ余裕なんてなかった。
苦しい、なんでこんなことやってんだ。
…。辛すぎるぞ。
??「がんばってくださ〜い」
(;´∀︎`;)??
ふと顔を上げると交通整理のスタッフのお姉さんが…!応援してくれている!
(`・∀︎・´)ありがとうございます!!!
キメ顔で答えてしまった笑
見栄を張ってしまった。
お姉さんありがとう。
元気でましたよ。
落ち着いて、サイコンを見てみればあと4kmだ。
そろそろ本気で踏んでおかないと、後悔しそうだ。パワー全開でいこう!!
フォームもペダリングもめちゃくちゃだが、踏む。踏んで、踏んで、踏み散らかす。
前に進め。進め!
進めぇぇええええ!!!!!!
きた!唯一の下り坂だ!!!
事前情報で-5%と知っていた。加速するならここしかない!
うおおおおおおおおおおおおお!!
ジャカ!ジャカ!ジャカ!ジャカ!
チェーンが擦れる音がする。
アウタートップでぶん回す。
悔いを残さないように走り切りたい。
ただそれだけを思って全力だった。
サイコンを見ると50km/hを超えていた。
まだこんなパワーが自分に残っていたんだな、とフッと笑った。これは最後まで走れる。
残り1km。
応援してくれるおっちゃんが
「このあとは緩斜面だ!」
と檄を飛ばしてくれる。
いくっきゃない!!最後のダンシング!
うおおおお!!
ごおおおおおおと風がうるさい。
みえた!
ゴールラインだ!!!
あああああああああああああああ!!!!!
3%斜面を35km/hで走れていた。
ぼくの脚ではとんでもない数字だ。
ラスト100m。
ふぅぅあああああううううううううおおおおおおおおおお!
この瞬間がとても気持ちよかった。傍目から見ればきっと泣きそうな顔で苦しんでいただろう。けど、本当に楽しかったんだ。
ゴォォオオルゥ!!
1人でっかくガッツポーズしていた。
きもちぃぃいいいいいいい!!
手元のタイマーで59分16秒だった。
最高の気分でゴールできた!幸せだ!
感無量で震えていた。
展望台の風景。
こんな綺麗な場所で走っていたんだと、思い出した。
最高だなあ。自分が持っている力をフルで使って、目標を達成する。こんなにも楽しいことがあるんだなあ。レースっていいものだなあ。晴れ晴れとした気持ちだ。
下山。
選手はバスで、ロードバイクはトラックで下山。
毛布に包まれるバイクたち。
汗にまみれたバイク。
気持ちよく走らせてくれてありがとう。
記念証をもらえた。
スタートに気づかず2分ロスしたのに、
8位だった。やったね!
一桁なのでとっても満足。
ほんとに楽しかった。レースだから出せる力ってあるんだと思った。
鳥海山にはまたツーリングで来てみよう。やっぱり美しい山だ。
レースには、出たくなったらまた出てみよう。
参加者、スタッフさん、関係者の皆さんありがとうございました!
たのしかった!
ロングライドのコツ【荷物編】
今回は、ロングライドのコツを書いていくよ!
荷物についてまとめてみたので、
土日ツーリングや、1週間ロングツーリングの参考になればありがたい(/・ω・)/
連泊ツーリングが好きな僕は、1ヶ月800km走る習慣がついてしまった(´▽︎`*)アハハ
ツーリングで分かってくるものがあった。
ロングライドのコツは「荷物減らし」だ('∀︎'*)
ロングライドでは、体力計算、ルートアレンジ、時間、荷物管理…といったマネジメント能力が必須になってくる。
このマネジメント能力のうちで「一番簡単かつ効果が出る」のが、荷物を極端に減らすこと!
慣れないうちは不安で荷物をいっぱい持っていくことになると思う。
ぼくも始めのうちは、いっぱい持って走りに行っていた。
この装備で和歌山の紀伊半島を走っていた。
坂しかない半島で、荷物重くて大変だったよ笑
自転車の立場で見れば、荷物はイレギュラーなものでしかない。重量バランスが崩れるだけでも、走りに影響する。なるべく荷物を自転車にくっつけないことが大事。自分自身も荷物を持たないことも大事。リュックを背負ってツーリングできる体力が僕にはないので、いつも軽装で走りたいのだ。
いまはこれぐらいの荷物があれば十分。
僕が試行錯誤で分かってきた、持っていく荷物のコツまとめますね。
着替え
1泊2日程度なら着替えはこれだけ。
タオル、靴下、パンツが1セットずつあればOK。冬でもこれで行けてしまう。
この3点セットはコンビニでも買えるから、着替えなんて持っていかなくても、どうにかなると最近気がついた。コンビニさんまじ偉大っす。
タオルは銭湯に入るために。一枚で事足りる。夏は濡らして首に巻くと涼しくてGood !
3点セット以外の衣類は、実はかなりこだわっている。
まずは、アンダーシャツやタイツ。高機能素材のものを重宝している。
mont-bellのインナー&タイツにはお世話になっています。
汗かいてもベタつかない、すぐに乾く、という最高のメリットがある。そのおかげで2日ぐらいなら匂いが出ない。不快な思いをしなくても済む。なんなら寝間着も持っていかないので、日中に着ているシャツのままで寝る。
ここまでは極端かもしれないけど、僕は楽チンだからこのスタイルがやめらない。
あとは短パンについて。
僕にはどうしてもサイクルジャージのパッドが合わないようで、いつも短パンを履いてロードバイクに乗っている。
こんな格好でロードバイクに乗る。ちなみにこの恰好のまま寝る。
短パンの最大メリットはそのまま寝れること。サイクルジャージのようにパッドが入ってないので窮屈さはないし、気持ちよく、おねむタイムに入れる。
男性にしか通用しない技だとは思うが、下着のパンツの紹介しておこう。
1番はボクサーパンツ。
トランクスは縫い目が尿道にあたり、長時間ライドでは痛くなってくる。僕はボクサーパンツに変えてから、尿道が圧迫される痛みがなくなった。 サドルとの相性もあるが、まずはボクサーパンツに変えてみるのが一番効果的だと思う。
あと、1週間以上のロングツーリングでは季候が変わったりするので、邪魔になった防寒着は家に郵送する手段もある。
ロングツーリングならコインランドリーを利用することもある。最近はホテルだけじゃなくて、ゲストハウスにもコインランドリーがあるからこれを上手に活用すれば荷物を減らせる。
飲み物
オレンジジュースがベストチョイス。ビタミン、ミネラルを含んで体調を整えてくれる。カロリーも取れるし美味しいし、良いことばかり。味に飽きたら、アップルやグレープフルーツもオススメ(*´∇`*)
道の駅にみかんジュースがあれば、ついつい買ってしまうマン。
オレンジジュースをボトルに入れて持ち運ぶこともしばしばある。ただ、ボトルの管理には気をつけてほしい!ボトルはすぐに洗うようにして(`・ω・´)
(僕は1日洗い忘れて、ボトルの中がカビまみれになりました。泣く泣くボトルを捨てることに)夏場は特に腐りやすいし、お気をつけてね。
歯ブラシカバー
歯ブラシのカバーはシリコン製がおすすめ。
普通のパカパカ開くカバーは、荷物に圧迫されて壊れた。シリコン製なら壊れることもないし、軽い。100均で売っている。
SDカードアダプター
なんだ、それって思うけど、こんなもの。
一眼レフを背負って自転車に乗る僕。
これがあれば一眼レフで撮った写真をiPhoneに取り込むことができるのだ。カメラにWi-Fi機能が付いているものもあるが、高価なのでこっちのほうがお手軽。オススメ。
小物
持っていく小物はこんな感じ。
輪行袋、携帯ポンプ、ツールボトル(チューブ2本、タイヤレバー3本、携帯工具)、歯ブラシ、髭剃り、充電器、バッテリー、簡易財布、家カギ、自転車カギといったところかな。ここらへんは他の人と変わらないと思う。
大型サドルバッグの輪行
大型サドルバッグの輪行の仕方はこんな感じ。
最近はここまで大きなバックを持つことはないが、何か必要な機材(キャンプや登山道具?)があればまた使い始めることがあるかもしれない。
輪行の仕方としては、ダウンチューブ下にくくりつける。サドルバッグの留め具を利用したらしっかりくっつく。
輪行袋を入れる袋(スタッフバッグ?)やヘルメットはSTIレバーに引っかける。
衣類圧縮袋
友達のさとるくんのロードバイクが川に落ちたときに、効果を発揮してくれた笑
圧縮袋に入れておいた衣類は全く濡れなかった。ほんとに助かったよ。
ってなことで、荷物についてまとめてみた。
かなり極端に減らしているので、ツーリングは本当に楽になった。
みなさんのツーリングがもっと楽になれたらいいなーと思って書きました。まる。
参考までにね。
おわり。
追記
携帯ポンプについても書いたので、興味あればドウゾー(っ´ω`)っ
【東北ライド4】宮城の海を見たら、色々考えさせられた話
ぱちり。
気持ちよく目が覚めた。
ネカフェの天井が、ぼくを迎えた。
つい夜遅くまでマンガを読んでしまった。睡眠時間は充分じゃないけど、目覚めは良かった。
さて今日、目指す先は太平洋\( 'ω')/
宮城県の沿岸部を走ってみたかったのだ。
しかし、「宮城県の沿岸部」
そこは震災により、かなりのダメージを負った土地である。いままで訪れたことがなかったけど、東北に住み始めたのなら、いつかは行ってみたいと思っていた。
(だけど、こんなにも早く実現するとは笑)
ってことで岩沼市へ向かう。
走り出してすぐに見つけた。
津波の被害を受けた場所だ。
以前は住宅が立ち並んでいたようだが、
現在は何も残っちゃいない。
いまも残る鉄塔。その根元。
いかほどの衝撃を受ければこんな折れ方をするんだろう。まったく想像ができないような事態だったんだなあ。
初めて津波被害の一部を見て、「ここからは覚悟して見ておかないとな」と自然と身が引き締まる。
ただ広い。
建物も電信柱もない。なんにもない。
土壌をショベルカーが掘り起こしていた。掘り起こされた土はダンプカーへ入られてる。土を全部入れ換えるんだろうか?
塩害で田畑には不向きな土地に変わってしまったのだろうかと考えてしまう。
あまりにも寂しい。と感じた。
いままで動画や写真で見てきた被災地と違った印象を受けた。復興は今も進められているし、まだ終わってはいないんだ。
復興は進んでいるが、活気という言葉を感じることがない。なんでだろう。
海沿いの道には通行止めがあちこちに立っていた。
ここは「千年希望の丘」
ガレキをベースに造られ、遺構の保存や震災の教訓を発信する場所。非常時には避難場所にもなる。こういった丘があちこちに建てられていた。
丘に登ってみた。
穏やかな太平洋が望める。いつでも穏やかであればいいのにな。
かなりヘビーだ。
はっきり言って、重い。
ここにいると、ついつい考え込んでしまう。
海を眺めながら、頭の中で、当時の映像を再生する。シミュレーションしてみる。
どれほどの揺れが起きたんだろう。どれほど怖かったんだろう。
どんな波が来たんだろう。どんな気持ちで避難したんだろう。
震災後、これまでの7年間は、一体どのくらい大変な7年間だったんだろう。
…
たくさんの「もしも」が思い起こされて、悲しい気持ちになる。
ここには精神的にキャパシティがあるときに来るべきだ。かなり重く感じてしまうし、頭の中で整理できない事象に混乱してしまう。
他にも考えてしまう。
ぼくは自然の風景が大好きで、色々写真を撮ってきた。
特に人の手が加わった絶妙なバランスの自然が好きだ。
大きな力を持つ自然に対抗しようとする人間の努力が好きだ。田んぼを作り、家を建て、ビルを建設する。それでも自然には全然敵わない。
「畏敬の念」ってこのことなのかな。
ぼくが出来ることはなんなんだろう?
と、おこがましくも考えてしまう。
……。
うん。
まあ、ひとつの答えとして、
いまぼくにできることは、地元のお店にお金を落とすことだ!(確信)
復興を直接手伝えないけど、お金は地元に払っていこう。
そうと決まれば温泉とご飯に行ってみる!
辛い気持ちを切り替えていく。
震災のことはゆっくり考えてみよう。またここには来てみよう。
ぼくはそそくさとその場を後にした。
東北ツーリングではお馴染みの温泉へゴー!
「わたり温泉鳥の海」というところへ。
10時開店のタイミングぴったりに到着できた。一番乗りで露天風呂へどぼーん!あぁ、きもちいい(*´ω`*)
景色も抜群にいい。左手には太平洋が、右手には「鳥の海」という人口湾がよく見える。
大変に素晴らしい温泉でした。
ロビー。
これだけの胡蝶蘭があればZONDAホイールが買えるんじゃ…?
ご飯はすぐ隣の「荒浜にぎわい回廊商店街」へ。
やたらと新しくて綺麗だ。
商店街(店は6つぐらい)の中から海鮮の店へ突撃!
漬け丼(*ノ・∀︎・)ノ
あああああ、うまいよ…うまい!!
薄切り鯛の身が締まっていてプリプリしてるっ!漬けダレも絶妙で美味。たまごを潰すとマイルドになって、これまたうまい。
ひとりでご飯を食べているので店内の会話が耳に入ってくる。店のおばちゃんたちは震災で店が変わってしまってどうだこうだと話していた。
震災かー。
そういえば、さっきの温泉でも地元のおっちゃんたちが津波の話をしていた。ここで暮らしてきた人たちにとっては、震災は身近な事実なんだろう。
丼にごちそうさまして、お会計。
お店のおばちゃん「味はどうだった?」
ぼく「!? おいしかったですよ!!ごちそうさまです」
味のコメントを求められた笑
こんなことは初めてだけど、まっすぐ聞いてもらえるとこっちも素直に話せる。距離感が近くていい店だ。
太平洋を見るために南下する。
重機があちこちで動いていた。
防波堤作りに励んでいるようだ。
7年経ってもやることはいっぱいあるんだ。
道中、ショッキングなものが。
小学校が荒れまくっている。
土の仮置き場に使われているみたいだし。
調べてみると、この中浜小学校は震災遺構保存の場として整備が進められているらしい。津波によってどれだけの被害を受けたのか、形にして残すらしい。2020年に公開されるようだ。
整備途中だったのか、驚いたよ。
2020年に再訪しよう。
頭の中でぐるぐる考えてたら
ついた!浜!
うおおおおお!空も綺麗なんじゃ!
荒れてる太平洋だ!
ぼくはどんな海を見ても全然飽きない。海見るためにロードバイクで100km漕ぐのも苦にならない。海は好きだ。ずっと見てられる。
でも…
海が人間や動物が住む世界へ襲いかかることもある。人間が抗えない力を持っている。これまでもそうだったし、これからの未来でも自然は人間を脅かし続けるのだろう。
あと関係ないけど、
ポスターみたいな写真が撮れた笑
防波堤の先には何があるんだろう?
行き止まりでした(´▽︎`*)アハハ
折り返して北上する。
50km先の仙台までひた走る。
追い風に乗って30-35km/hペースで走れた。やったね!
ただこの海沿いの道も、誰かがガレキ除去や整備をしたくれたから走れているだけなのだ。本当にありがたい。と思いを巡らせる。
無事に仙台駅に着いて輪行で帰る。
ツーリングの締めにカツ丼とそば!
カロリー倍プッシュ!
夕刻の空が美しい。
今日1日も平和でいい日だった。
被災地は想像を越える場所だった。生々しい被害はもう残っていないが、復興途中の街をみると考えさせられる。これから街はどうなるんだろう。
またあの沿岸部へ行ってみようと思う。
おわり。
【東北ライド3】新緑がきれいな山を登ってきた
この日は風が強い日だった。
僕が住んでいる山形では風速5m/sと、風が「ごうごう」と鳴るほど。
西から風が吹いているのでとりあえず東へ行こうと決める。山形から見ると仙台の方向へ行けばいい。
2018年5月19日。
テキトーなノリだけでのツーリングが始まった。(いつものことだけど)
とりあえず家を出てから、コンビニでいろいろルートを調べる。1つ気になる道を見つけた。
こ れ は ・ ・ ・
おもしろそうな峠だ(`・ω・´)
ぐにゃぐにゃ道だ。山深い道っぽいぞ。いっぱい登りそうだぞ。
調べてみると標高906m、山形県と宮城県をつなぐ最古の峠。とのこと。
名前は笹谷峠。こんな峠、味わいある峠にきまってんじゃーん。
とウキウキモードに。
さあ目指すぜ、笹谷峠。
山の入り口。奥の山が笹谷峠なんだろうかね。
…。
これは中に人間が入っているタイプのゆるキャラだな。
ガンガン登るぜ~!
うひょひょ。きれいな沢だな。
小学生の頃は岐阜のばあちゃんちの近くで魚取りをよくやっていたなあ。
ここからが峠道だ。
自動車は高速道路で笹谷トンネルを抜けていく。この狭い道からはぐっと交通量が減っていく。わくわく(*´▽`*)
峠道。
昔から残っている旧道。いつからこの道はあったんだろうか。
調べてみると、どうやら平安時代にはできていたそうな。急坂を歩いてえっちらおっちら進んでいった昔の人たちは大変な思いをしたんだろうな。すごい努力だ。
いいねいいね。
こんな理不尽なカーブ好きよ。
緑がきれいなんじゃあああ!
誰も走っていない道で新緑を堪能できるとは、なんという贅沢をしているんだろう。空気がおいしく感じられてGood
山脈の中にいると思わせてくれる雄大な景色。
登れば登った分だけ景色が変わっていくから、ペダルを回す脚にも自然と力が入る。タンタンのリズムを保てれば、ヒルクライムは苦しくない。乗鞍岳や七葛を経験すると、どんな山にも臆することがなくなった。どんと来い、山!
この丸み・・・。えっちかよ。
山頂にとうちゃ~く。
連なる山々。うつくしい・・・。
紅葉の時にはどんな景色に変わるんだろう。
ふい~。宮城県入り。これで登りはひとまず終わり。
こっからはダウンヒル。
ただ条件が悪すぎた。急下り坂、ブラインドカーブ、カーブミラーなし、気温5度。地面がハーフウエットでかなりスリッピーときたもんだ。一度後輪がスリップしてしまった。横転直前でぎりぎり体勢を立て直せたが、かなり危なかった。最近観た事故動画が頭の中をよぎった。ケガなんてダメ絶対。
寒すぎて脚ガクガクしているときにちょうどいいものはっけ~ん。
温泉だ。
さすがは東北。山の中にも温泉施設があるとは・・・ありがたい。
ここは日本で唯一の温泉。3つの泉質(芒硝泉、鉄泉、含塩化土類泉)がふくまれているらしい。たしかにお湯は「つるぬる」感覚で珍しかった。いい湯でした。
温泉から出ると虹が。
これは幸先がいいな。
うむうむ、晴れてきた。
ああああああ!さいこううううう!
田園風景っていいよね。
しかも、5月の田んぼって・・・最高やん?
めちゃ最高やん?(語彙力死亡)
夕暮れがきれいできれいで。思わず撮っちゃったよ。
田んぼが水鏡になる。この時期だから見れる景色だ。最高。
おばちゃんもヒルクライマーかな???
ようやく山を抜けた先には街が・・・。
ほっと一息ついた。やはり街は安心できる。
晩ごはーん。
仙台に来たんだからこれが食べたかった。
牛タン(∩´∀`)∩
はああああ・・・むちゃくちゃおいしいじゃないかっ(*´ω`*)
一人でニヤニヤしながら牛タンをほおばる。厚切りタンのジューシーさがたまらん。
とろろ麦飯もいい仕事しやがる。うまいうまい。
牛タンステーキ。
濃い目の味つけでも、お肉が負けていない。これもうまいぞ。これを食べて笑顔にならない人がいるんだろうか、いや、いない(にっこり)
テールスープ。
もう何も言うことがない。格別にうまい。
この定食で2000円だった。腰が折れるほど安い。破格すぎ。また食べに来よう。
東北のご飯のレベルの高さと価格の低さにはいつも驚かされる。ツーリングマンの僕には嬉しいことこの上ない。最高。
ずっと山籠もりしていた一日だった。山を楽しみまくった。
さあ明日は太平洋を眺めにいこう。
つづく
【東北ライド2】鳥海山に一目惚れしてきた
GWなので、ちょっくらツーリング行ってきた!
4月から山形で暮らし始めたワタクシ。
いままで大阪にいたので、東北の地理なんて全く知らない。
だから、なんと~く日本海を見に行ってきた。
ルートはこんな感じ。
赤は1日目、青は2日目。
全工程で250kmほどかな。
いま住んでいるのは東北のどまんなか。山形県の東根市。
そこから日本海へ出て海岸線を走る。
さあ、出発だ!!
家からすぐそこに最上川がある。
「五月雨を あつめて早し 最上川」
と松尾芭蕉が詠んだ場所だが、最上川について僕はどうしてもこっちのイメージだ。
ええ、アニメ「日常」です。
ゆっこの俳句。
アニメ日常って面白いんだよなあ、ヒヤシンス回は腹抱えて笑った。
そんなこと考えながら走る。
高い建物が1つもない!すばらしい!
レトロな青看板。
シンプル過ぎない?
この日はやたら逆風が強くて、踏んでも25km/hしか出ない。
こんなときは焦ってもしょうがないので、ちんたら走ることに。
さくらロード!
びゅーちふる...
素敵すぎない?
桜の木の下でお昼寝。
近くに温泉を見つけたので入ってみる。
山形は実は温泉地で、そこらにいっぱい温泉があるのだ(*ノ・∀︎・)ノもうこれが幸せすぎる。
温泉ばかり入っていて、前に進まないけどそれでいいのだ。ツーリングなんて気張らずに走るのが一番たのしい!
ちなみに、家から半径20kmにこれだけの温泉がある。
ツーリングには温泉がセットになるわけだ。
舟形町へ入った。
この時に初めて信号で止まった。60km走って来ても信号に引っかからないから、こういう走りやすさが田舎の恩恵だとおもう。大阪は1分おきに信号に引っかかる区間もあるからね'`,、('∀`) '`,、
この日の目的地の鶴岡市へ。
綺麗な夕陽だ。こんな景色が大好き。
十四夜のお月様。一眼レフって便利。
100km漕いだところで、晩御飯。
海鮮ちらし!(大盛り)
うまままま(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎)さすがは日本海のお魚だ。やたらと白身魚がおいしいぞ。ご飯の真ん中にも刺身が入っていて二段ちらし寿司状態。最高かよ。
味噌汁の出汁にエビの頭が入っていて心底驚いた。これはいいお出汁や。とても美味でした。
1日目は100km漕いで満足。お宿で一泊。
むくり。
よく寝れた。
2日目スタートだ!テキトーに走るぞー。
かっこいい建物だ。
鶴岡市は歴史が古く、庄内藩酒井氏の城下町として栄えたり、港や関所があり交通の要にもなっていたそうな。次来るときには歴史見学もしてみようかな。頭の中の手帳に書いておこう。
広くはない市街地を抜けると…
お空が広いよ。
こういう景観が好き。
人工物がほとんど見えない景色が好きなんだなあ、とこのとき気づいた。空や海が好きな理由もそこなのかも。
軽くヒルクライムして、
この山を越えると…?
日本海だああ\(^ω^\)( /^ω^)/♪
ロードバイクで初めて日本海きたああ!もう喜びしかなくて、ただただ嬉しい…。海を見るために100km走った甲斐があるね。
「湯野浜温泉口」
ネーミングセンス◎
日本海沿いに北進する。天気も良くついつい飛ばしてしまう。たのしい〜!
見えてきた!
鳥海山だああああ!
「秋田富士」「庄内富士」とも呼ばれるお山。
う、うつくしい。。。
日本百名山や日本百景にも選ばれているのには賛成しかない。
田植えと鳥海山。
のどかで、いい眺望だ。
鳥海山を満喫した後は、お昼を食べることに。
酒田市にある「すしまる」さん!
かいせんどーん。
もう、息がもれるよ。おいしいよ…。
幸せでござるな。
カウンターで1人もぐもぐしていたので、大将に話しかけられる。「自転車乗ってるの?」「どこからきたの?」と定番な質問を受けてると、
大将「自転車で来たなら疲れたでしょ!うちの二階で昼寝していきなよ!」
ぼく「ふぁあ!?!?」
本当に昼寝させてもらえた。なんという好待遇だ(((( ゚Д゚))))
身体はしっかり休まった。ありがたい。
十分にお礼を言って店を出た。手厚い歓迎をありがとうございました!
お昼の後は鳥海温泉へ入りに行く。
この温泉が海水と硫黄の匂いでとっても濃ゆかった。いいお湯だった。
泉質が気になるようになってきたワタクシ。
海鮮と温泉。好きなことばかりしている。「我ながら贅沢してるなー」と思うが、やりたいんだから仕方ない。欲に従ってしまおう。
帰り道は追い風に乗って走る。
わははは。きもちいい。
途中に見つけたもの。
自然に飲まれる人工物。自然つおい。
山形ではGW期間にも桜は咲いているんだな。
アニメのオープニングに使われそうな場所だ。
2日間をかけて日本海側を堪能した。
無計画に走ったけど楽しめた。思いつきで行ってみてよかった。
東北を知るいいきっかけになったぞ。ご飯も景色も温泉も素敵だから、これからどんどん開拓してみよう。
さて、次はどこを走ろうかな。
ロードバイクが川に流されて大変な目に遭った【四国一周④】
2018年3月15日
…この日事件が起きてしまった。
友人のさとるくんと、ロードバイクで四国一周の旅をしている途中だった。
この日は高知県の四万十川沿いを走ることにした。
お目当は、沈下橋(ノ*'ω'*)ノ
めちゃ簡易的な橋なのだ!増水時にも流されてないよう、手すりがつけられてない橋だ。全国的にも珍しい!これが不幸の一因だったよ。
ぼくとさとるくんは沈下橋でテンション上がって、写真をバシャバシャ撮っていた。
二台並んでパチリ。
テンションアゲアゲのさとるくん。
この沈下橋では問題なく写真を撮り終えた。
ここでぼくの欲がむくむく湧いてくる。
「沈下橋の写真をもっと撮りたい!」
これが間違いだった…(´;ω;`)
ふたつめの沈下橋を目指すことに。
んんー、気持ちいい!
コンディション最高じゃないか!
ふたつめの沈下橋を見つけた。
また沈下橋の上にロードバイクを並べる。
パシャリ。
いいね、いいね!
ロードバイクが映えてる写真だ。ニヤニヤしながら撮影する。
風「びょおおおおお」
ロードバイク「ばっしゃーーん」
(´ᴖωᴖ`)んんん?
(´・ω・`)???
………。
……ぎゃあああああああああ!!!!!
(((( ゚Д゚))))(((( ゚Д゚))))
さとるくんのロードバイクが川に落ちたぁぁぁああ!
なんてこったぁぁぁぁあああ(゚Д゚;ノ)ノ
橋の上にいたさとるくんが、飛び降りようとする。
ぼく「待て待て待て、その高さは危ないから降りちゃダメだ!!」
と叫び、さとるくんを止める。
川岸へと走るさとるくん。
ぼくもめちゃめちゃ慌てていた。
さとるくんのロードバイクがどんどん流されていく……。
僕も急いでさとるくんのもとへ向かう。
が!
さとるくん溺れてる……。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…
水難事故になってしまうぞ!!
二次災害だけは防がなくては!と思った時には、ありったけの大声で叫んでいた。
「さとるくん!戻って戻って!!!」
ぼくの声が届いたのか、さとるくんは川岸へと戻ってきた。
なんじゃこの展開…。
運がいいことにロードバイクは岩に引っかかっている。
これ以上流されることはないだろう。
だが微妙なバランスを崩せば、岩から離れて、また流されてしまう。流された先で、都合よく岩に引っかかってくれるとも限らないし、そもそもここから先は岩場がない。
どうしよう、どうしよう。
状況は予断を許してくれない。
「消防に連絡して助けを呼ぼう」
と、さとるくんに提案した。
「だが、それでいいのか?」と思っている自分もいた。
助けが何時に来るかもわからない。待っている間にロードバイクが流されてしまうかもしれない。次に流されたら…ロードバイクは返ってこないかも…。
どうすりゃええねん……
さとるくんはパニックに陥って、また川へ入ろうとしている。それを制止する。さとるくんは足の裏を石で切り、血をドクドク出していた。川へ入れる状態じゃないし、早く病院に行かなくては。
一体全体、どうすべきなんだ。
近くの人の力を借りようとも、周りに人なんて全くいない。孤立したぼくらが取るべき行動は一体なんなんだ、とぐるぐる考えていた。
ぼくが出した答えは
「ぼくが泳いでロードバイク救出してくる」
ぼくもやはり冷静ではなかった。
これは間違った選択肢だ。
けどこの時は、ぼくが救出するのがベスト解だと思ってしまった。
決めてからは早かった。パンイチになって川へ飛び込む。
水の冷たさと水流の勢いに負けそうになりながら、泳ぐ。
なんとかロードバイクまで泳ぎ着けた。
岩はよじ登る。
自転車につけていたバッグを川岸へ投げる。ギリギリ届いた。
さて、ここからが問題だ。
ロードバイクを担いで川岸まで泳がなくては。
だが、川辺までは約10メートル。水深は2メートル以上あるだろう。
「もし流されたら、四万十川で死ぬのかな」
と考えてすごく怖くなった。ずっとドキドキしていた。
目の前の川はうねりながら、流れていく。
流れが速い。足を攣って泳げなくなったら、きっと流され死んでしまう。泳ぎ切れるんだろうかと不安がよぎった。
…いや、いこう。
「絶対に離すもんか!」と気合を入れて、フレームをぐっと握った。ぼくはロードバイクを担いで泳ぎ出した。
無我夢中で水をかき分ける。きっと大丈夫だ。泳ぎ切れるはずだ。
うおおおおおおおおおおおおお!!!!
……
気づいたら、僕とロードバイクは川岸にたどり着いていた。
よかった、本当によかった。
肺の底から深く息が漏れた。
脚がガクガク震えていた。
安堵で涙が出るさとるくん。
怖かったことだろう。
ぼくも自分のロードバイクが流されたらパニック起こすし、泣くと思う。
ぐちゃぐちゃに濡れた荷物たち。
街へ行って洗濯しようね。
でも圧縮袋に入れていた衣類は、全く濡れていなくて九死に一生を得た。よかったよかった。
このあとは2人で自転車整備。
傷や凹みはなかった。ディレーラーやチェーンも問題なし。ガーミンも生きていた。めちゃくちゃ運が良かった。川に落ちたのにノーダメだった。落ちた先が岩場でなくてよかった。水抜きと注油をすればすぐに走れる状態になった。ラッキーだ。
事故現場。
やっぱり川は深かった。流れも速かった。あぶないぞ、ここ。
「気のゆるみ あせる気持ちが 事故を呼ぶ」
本当にその通りです。気をつけます。
ツイッターで報告する。
みなさん心配してくださる。ありがたい。
沈下橋の写真撮ろうとしたら、さとるくんのロードバイクが川に落ちた(´Д`||) (´Д`||)
— りっけい (@rikkei2) 2018年3月15日
大パニックでバイク救出したけど、本当に大変だった…
みなさんも川に落とさないように気をつけてください( ´•ω•) pic.twitter.com/nDTx67I8G0
足の傷を応急措置。
ぼくもさとるくんも疲れ切ってしまった。異常な緊張状態で神経をすり減らし、川で体温を奪われて、自転車整備を念入りにして、へろへろだった。もうまともに走れる体力なんてなかった。
ただ、クタクタに疲れて食べるラーメンは格別に美味しかった。
本当に危ないことだった。
こんなことは絶対に真似しないでくださいね。川へ自転車が落ちた時には、まずは消防などに助けを呼びましょう。ロードバイクよりも命を優先してください。
ぼくはただ運が良かっただけだ。もうこんなに危ないことは2度とやらない。
疲労困憊で宿へたどり着く。
宿のおばちゃんにこの話をしたら
「私は軽自動車が流されていくのを見たことあるよ、がはははは」
と笑っていた。
高知県どうなってんだよ(゚∀゚︎)・∵︎.
つづき( ˙▿︎˙ )/↓
【東北ライド1】山形の桜を撮ってきた
桜の写真をいっぱい撮ってきた。
4月から大阪を離れて山形に住み始めた。
そして、山形の桜がちょうど満開で、一眼レフを背負ってロードバイクを持って、家を飛び出してきた。
思いつきだったのに、こんなにも楽しいライドができるとは…!
以下、写真をずらずらっと。
2018年4月21日@山形県東根市
やさしい白。
春の色。
天まで届け。
大きなサクラ。
白い桜「こんにちは」
葉桜の美しさ…!
白と緑のコントラストが丁度いい。
バイクがちんまりしてて可愛い。
うん、可愛い。
盛り盛り、映える。
サクラ街道。
良き良き。
午後からは天童市のまつりへ行ってみた。
人間将棋だ(ノ*'ω'*)ノ
有段棋士の対局をみんなが観るお祭り。
全国的に珍しいお祭りじゃないかな?
衣装をまとった小学生が駒の役で、巨大な盤の上を移動していく。将棋の駒が生産量が日本一のまち、天童市のまつりがこれだ。かっこいい。
タイミングよく、人間将棋が始まるところへ出くわした。
「子ども人間将棋」の部だ。
開会式。
棋士のおふたりは緊張ぎみ。
これだけの人に見守れていると、そりゃ緊張もするだろうね。
対局が始まると、
真剣な表情。
冷静に燃える目だ。
小学生には見えない。
駒に見立てられた小学生たちが動く。
アナウンス通りに移動する。
移動しない子どもたちは暇そう笑
「出番はいつかな〜」
残念ながら最後までは観れなかったが、こんな面白いお祭りだとは思わなかった。
みんなで大盛り上がりするタイプの祭りではないが、ピクニックみたいに食べ飲みしながら観戦するのが一番いいと思う。
最後に一番立派な桜の木を撮ってこの日は終わり。
山形の桜は本当に美しい。
そもそも山形は寒暖差が激しい土地である。盆地なので夏はめちゃくちゃに暑く、冬は極寒地なのだ。
だからこそ、植物が強く育つそうだ。
桜が特別に綺麗に見えたのも、きっと、桜が強く生きてきたからだろう。
来年もまた桜めぐりをやってみよう。
おわり。
高知のおいしいものたち【四国一周③】
朝。
ホテルで目を覚ました。
あれだけ無茶な走りをしたのに、身体はスムーズに動いてくれそうだ。痛いところがないだけでも随分と嬉しい。
さあ3日目のルートはこんな感じ。
奈半利市から中土佐町までの100kmちょい。
途中に高知市内を走れるのが楽しみだヾ(*'▽︎'*)/
今日は休息日として、100kmだけ走る。
今回は、基本的に150km/日と設定している。
3日に一度は休息日。そうするとメリットがたくさんあるのだ。悪天候や体調不良、メカトラなどの出来事に対応する余裕が出てくる。ロングツーリングでは余裕を持つことが必要なのだ〜。
(と言いつつ、この翌日に起きるアクシデントによって計画は大きく変わっていく…٩( ᐛ )و)
ホテルから出ると、太陽がサンサンと照っている。
うむ、良い日になりそうだ。てか暑くなりそう。
てことで、いらない荷物を家へ送る。
防寒具や余分な寝巻きなど、ツーリングに必要ないものを送る。軽快に動けた方が楽チンなのだ。
モノをひとつでも減らせた方が、管理も楽になるしね〜。
国道55号線に沿って走っていく。海と山の間を縫うように駆け抜ける。とっても気持ちがいい。
ピカピカの晴天。
暑くて着替える!さとるくんも着替える。
半袖記念でパシャリ(*ノ・∀︎・)ノ
(なんかホモホモしい笑)
太平洋!たいへいよーう!
海はいくら見ても飽きない。走りながらでも、座り込んで見るのでも、昼の海でも、夕方の海でも、全部好きだ。将来は海を眺めながら暮らしたいな。
海のそばにロードバイクを立ててみる。
ああカッコいいな。惚れ惚れとしてしまうよ。
シンプルな乗り物なのに、ここまでカッコいいとは…ヽ(*´∀︎`)人(´∀︎`*)ノうひゃー!
突然の半袖短パンマン!
僕はこのスタイルが気に入っている。半袖ジャージに短パンスタイルが動きやすいのだ。どうにもレーパンが僕には合わないみたいで。短パンなら汎用性高いしね。
首尾よく自転車道を見つけたので入ってみる。
うおおおおおお!爽快!
日陰でひんやり涼しい。防砂用の松林だろうけど、これを自転車道にしてくれる高知県のセンスの良さ◎
さとるくんと一緒になって喜んで松林を満喫する。ここは楽しかったなあ。
道の駅「やす」
ここでスタンプラリーのスタンプを押していると、声をかけられた。
女性「あの、もしかして、さとるさんですか?」
さとるくん「えぇ??そうですけど…??」
女性「ああ、やっぱり!四国一周頑張ってくださいね(ニコニコ)」
さとるくん&ぼく「あ、ありがとうございます(でれでれ)」
話を聞いてみると、この方も車で四国一周しているらしく、たまたまTwitterで僕らのアカウントを見つけたそうな。さとるくんバイクを見つけてお声がけして下さったそう。美人だったので、僕は舞い上がっていた'`,、('∀`) '`,、
あの時は声をかけてくださってありがとうございます(/*´∀︎`)o 元気でましたよ。
声をかけてもらったことが本当に嬉しくて嬉しくて、この後めちゃくちゃ飛ばして走っていた。
ちょっとした有名人気分だったし、応援してくれている人がいると思ったし、力が自然とみなぎっていた。嬉しさでいっぱいだった。きっとさとるくんも同じ気持ちだっただろうな。
ハイテンションでペダルを回していたら
高知市内に入った。
久しぶりの都会だー!
「30km、店も何もない場所」を経験して来たらすんごく都会に感じるよ。
高知市内では高校生のクロスバイク率が異常に高かった。高校生の85%がクロスバイクに乗っていると思う。とくに女子高生はほぼ100%。なんでだろうなー?
まあ個人的には、「クロスバイク+リュックの女子高生」を見れて眼福でしたよ(´▽︎`*)アハハ
ここでさとるくんと二手に分かれる。さとるくんは桂浜へ。ぼくは自転車屋さんへ。
前日にサイドカットパンクをしていたので、タイヤとチューブを買っておきたかった。
購入完了!
ついでに、シフトケーブルも交換してもらった。いつ千切れてもおかしくない状態だったのだ。これで安心して走れる。
意外に早く自転車整備が済んだので高知市内をぶらついてみる。
高知城。
中に入りたかったけど、そんなに時間はなさそうだったのでパス。また今度来てみよう。
鳩がいっぱい日向ぼっこしていた。
なんでこの写真を撮ったのかは謎。笑
さとるくんと合流する。桂浜が思ったよりも遠く20km以上走って来たそうな。アップダウンも相当あったんだとか。お疲れさま。
さて、高知市内に来た目的のひとつ。
それはグルメだ( •̀∀︎•́ )✧︎
ここ、ひろめ市場はお魚天国状態。
この市場でいただくのは、
バーニング!バーニング!
鰹のタタキだあああああ!
いやっほーーーい(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎)
藁焼きした直後のタタキを頂けるなんて、なんという贅沢なのだ…!!
うままままーーい!
中心だけ冷たく、とろっと口の中でほどけていくタタキ。焼かれた外側も香ばしい。ネギとニンニクがピリッといい刺激を与えてくれる。文句なしに美味しい!海からのプレゼントに感謝するっきゃない。
ごちそうさまでした。
ひろめ市場で時間を費やしていたら、いつの間に夕刻に近づいていた。
お宿を目指して、ひた走る。
ただロードバイクに乗るだけでも楽しい。
こんな景色が大好きだ。
お空と海とお山。絶妙な色彩を眺められてとっても満足。
本日最後の道の駅。
ここでも無事にスタンプをゲット。
お宿に無事に着けた。やれやれ。
晩ご飯はお宿の人おすすめの「あずま」さんへ。
牛スジ煮込み。
ウツボの唐揚げ。
えび団子。
珍しいお魚の出汁茶漬け。
(魚の名前忘れちゃった)
炊き込みご飯。
ここのご飯が本当に美味しかった。繊細なんだけど上品過ぎない。食材自体がおいしいから余計な手を加えず、最低限の味付けをしている感じ。料理人のテクニックが光るお料理だ。食べ応えもしっかりあって満足度が高いお食事だった。
お店の雰囲気も高級過ぎない。むしろ店員さんが楽しそうにしている様子に癒される。
中土佐町へ来ることがあればぜひ行ってみてほしい( ˙༥˙ )
お宿に戻って
ひろめ市場で買った焼き鰹をもぐもぐして就寝準備をする。
明日はどうなるんだろうなーと思って床につく。
つづく
つづきはこちら('∀︎'*)↓
川にロードバイクが落ちて、大変な目に遭った【四国一周④】 - りっけいのゆる旅
新キャラ登場の巻【四国一周②】
2018年3月13日。
朝。
体調は万全じゃない笑
七葛した翌日に四国へ出発してるので体が休まってない…(;´∀︎`)・・ァハハハ
まあ自転車に乗れば体調は次第に良くなるだろうなあ、と思って準備する。チャリは特効薬だ。
2日目のルートはこんな感じ。
目的地は四国最東端と室戸岬へ('∀︎'*)
これは楽しみだ!
7時過ぎに宿を出発。
綺麗な朝日だ。
国道55号線を南下し、県道200号線へ乗り換える。
向かう先は、最東端の蒲生田(かもだ)岬( ・ㅂ・)و グッ
山あいを抜ける道は気持ちいい。
さとるくんのおみ足。太い(羨ましい)
車1台分の車幅しかない道を走る。木々の狭間から海がチラ見できる。朝日が反射してキラキラ光る海もまた美しい。
ゆるいアップダウンを繰り返していると…
着いた!
蒲生田岬∑︎d(*゚∀゚︎*)
いいね、いいね!
海と空も、自転車といいコントラストを作り出している!
この先にある灯台を目指そうとするが…
通行止め。
あちゃー。行けないのか。
と思ったら、側に迂回路があった。
ものすごく急。
急ごしらえで作られたんだろうな。まあ道があるだけでもありがたい。
と思っていたら、雑な道だ。登りだけでも体力使いまくる笑
「この道作った人誰やねん」
って騒ぎながら登る。
The 最果て。
灯台は高台に作られるんだ。行ってみたかったが、体力使い果たしそうなのでパス。
「ここ、東端だよね?」
のスクショ。
近くのトイレの手洗い場が井戸で笑った。
また国道55号線へ戻り、南下する。
春になるにつれて陽気も良くなり暖かくなってきた。
土佐東街道の山道をヒルクライムする。さとるくんと勝負しようとするが簡単に置いてかれてしまう。
自分の脚質がパワー型でないことを実感するよ(;´∀︎`)ハハ
ダウンヒルでは思いっきりペダルを回して爽快に駆け下りる。気持ちいいーヾ(*'▽︎'*)/
ツーリングの楽しさって、達成感の積み重ねなのではなかろうか。「この道をどうやって攻略しようか」と事前に考えて、実際に走ってみる。想定外の道に驚いたりしながらも走り切れてしまう。そんな達成感が、ツーリングの醍醐味だと思う。
さとるくんと山でハシャギまわって疲れたので休憩。
心地いい疲労感に満足する。
道の駅到着!
鶏イカ丼!
変わった組み合わせだが、味付けが超おいしい!汗をかいてきた体にはぴったりの濃いめのしょうゆ味。うまうまー‹‹(´ω` )/››
さとるくんと「ここの丼おいしい〜ヽ(*´∀︎`)人(´∀︎`*)ノ」と騒いで食べていたら、店のおばちゃんが
お菓子くれた!
僕たちが喜んでるのをみてサービスしたくなったみたい。ありがとう、おばちゃん!
こういうお気遣いがすんごく嬉しい。
小さな町の観光地図。
まじまじと見てしまう。次にツーリングしたときの参考になるからね。
お土産屋さんには補給食にぴったりなものが!素晴らしい!
スタンプ集めも順調。
道の駅を出てまた走り出す。
薄着でも汗ばんでくる。
気温計は22℃を示していた。
どおりでアッツイわけだ。
けど、ぼくは暑いの大好き人間なので、テンションが上がる(*ノ・∀︎・)ノ
えっちらおっちら坂を登っていると、前方にローディー発見。
ペース的に僕たちの方が早かったので、追い抜きざまに挨拶しようとすると…
ローディー「あああああ!」
さとるくん「うおおおお、なんで!!??」
ローディーとさとるくんがビックリしてた。ぼくはポカーン( ´o`)
そのローディーは、なんとさとるくんの友達だったのだ(゚ロ゚;ノ)ノ なんという偶然!!
時間も場所も被るってなかなか無いよ笑
突如エンカウントしたのは、サンショウバイクさんだー!(Twitter ID: @sanshobike99)
ちょうどサンショウバイクさんも室戸岬へ行くそうなので、3人で走ることに。やったね!
ぼくが自己紹介しようとすると、「りっけいさんですよね?」って身バレしてた(;´∀︎`;)<。 びっくりしたよ笑
3人のチャリを並べてパシャリ。
新メンバーが増えて嬉しい。
綺麗に撮れたので一応載せておこう。
ぼくのバイク。
MERIDA RIDE 400 × Dura-Ace
さとるくんバイク。
GIANT TCR SLR1 × キシエリ
サンショウバイクさんバイク。
CARRERA SL 950 × ZONDA
カーボンフレームにZONDA履きとはなんともカッコええバイクや。カラーリングも綺麗。
このバイクはよく進むけど、ロングライドには脚に来る剛性の高さ、とのこと。気合いで走ってるらしい笑
3人で走る。
先頭はさとるくん。
サンショウバイクさんに会えて、さとるくんもぼくもテンションアゲアゲで30km/hで走る。
きっちりサンショウバイクさんも付いてこられている。素晴らしい走りっぷり。
こんにちは、高知県さん!
海沿いの道へ出ると、風が吹き荒れる。
ここから先30kmはコンビニも店も何も無いのだ。高知さん厳しいっす。
30km/hを下回らない走りをさとるくんが続ける。ぼくとサンショウバイクさんで「速いよ!もっとゆっくり!」と叫んでも、一瞬スピードが落ちるだけで、また30km/hオーバーで走るさとるくん。エンカウントしてよっぽど嬉しかったのかね。
休憩ポイントも無いし、これはきっついなと思っていると、
ぼくのチャリがパンク。
不幸だけど今回はラッキー。休める!
サイドカットパンクで、どうやらタイヤが石に切られている。ビニールテープを内側から二重に貼り応急措置。3人で仲良くパンク修理する。おふたりともありがとう!
さて、これで直った。しかし、時間が押しているのだ。四国一周スタンプラリーの次のポイントが17時閉店なのだ。あと約1時間半しかないのに、40kmほど先にあるのだ。
急げ、急げと僕たちは ある決断をする。
「高速ローテ」
3人で先頭交代しながら、高速移動する技だ。ただ僕はローテーション経験ほぼ無し。
さとるくんとサンショウバイクさんの指示通りに動くことに。
サンショウバイクさんが引っ張る。
めちゃくちゃ速い。風が吹きまくる中30-35km/hキープしている。強い。
後々話を聞いてみると、七葛や大阪-乗鞍岳ライドなどしたり、かなり乗り込んでいるようだ。
安定感のある走りもできるし、高速域で走り続けられる体力も持っている。
30km/hを下回る前に交代するという、貧弱な僕にはちと厳しいルールでローテーションを回していく。ふたりに負けじと力を解放させてペダルを懸命に回す。
突然、さとるくんが「妖怪ペダル回しモード」に入った。バカみたいな速度で飛ばす。それに負けじとぼくとサンショウバイクさんで引っ付いて走る。うおおおおおおお!!!
…
気づいたら室戸岬にいた。
景色を楽しむ余裕なんてなかった/(^o^)\ナンテコッタイ
3人とも息も絶え絶えで喜ぶ。室戸岬に着けたんだ。最後にさとるくんとスプリント勝負してもう力尽きている。(もちろんスプリントは負けましたよ)
中岡慎太郎さん。
室戸猫。
ここでサンショウバイクさんとはお別れ。この辺のお宿に泊まるそうな。
色々とお世話になりました!ありがとうございました(*´∀︎`*)♪︎
ぼくとさとるくんのふたり旅に戻った。室戸岬から道の駅までは11km。のこり25分。間に合うか…?
補給もそこそこにしてすぐに出発。ぼくの脚が覚醒したようで35km/hで走れた。サイヤ人理論みたいに、死にかけると強くなる脚なのかね。
閉店3分前にスタンプゲット。
ぎりぎり。危なかった…。
「疲れたなー、あんな走りを1000kmライドの中でやるもんじゃなかったな、あははは」
とさとるくんと談笑。
あとはゆるゆるお宿を目指すだけだ。
途中素晴らしい景色が僕たちを待っていた。
夕陽だ。美しい…!
バイクが映える。
たくさん釣れましたか?
突如ねこが現れた。
夕陽×バイク×ねこ。
最高の組み合わせだ٩(ˊᗜˋ*)وうひゃーうれしい!
とニヤニヤ、バシャバシャ撮っていたら
そんなぼくの姿をさとるくんに撮られていた( ´゚ω゚) ある意味グッジョブやで、さとるくん。
イケメンねこ〜!
と喜んで撮っている姿も撮られていた。
ねこは最高の癒しだ。
お宿へ到着。
ここのホテルは最高だった。
温泉付き、コインランドリー有り、レストラン付き。
お遍路さん向けの設備が整っていた。しかも朝食が380円でつけられる。待遇がよすぎる!
晩御飯はマグロ丼とラーメンでカロリー倍プッシュ。
妖怪ペダル回し2人に引きずり回されたけど、景色もご飯も本当に素晴らしかった!高速巡航ってのもなかなかに楽しいね(*´∀︎`*)♪︎
さあ明日はどんなことがあるんだろう?
つづく
3日目↓('∀︎'*)