りっけいのゆる旅

自転車や旅をつらつらと

能登半島の楽しみ方【北陸ツーリング②】

潮の香り…

大好きな海だあああ!!!

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うみぃぃいい!

 

サイクリングロードを駆け抜ける。気温は30度を超えているが、風が気持ちいい。

 

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この日は石川ツーリング2日目。

 

羽咋を出て輪島を目指していた。 

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距離は85kmほど。

 

 

今日も調子がいい。さとる君も元気そうだ。

いままでの連泊ツーリングが150km/日がデフォだったので、今回はその半分のペースで走れる。やったね。ゆるく走ろう。絶対に無茶ライドしないぞ…!

 

 

 

サイクリングロードの途中で、

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きれいな舗装路を見つけた。

 

 

ぼくが「おお、いい道だね…」と言いかけた瞬間…

 

さとるくんが僕を追い抜きながら叫んだ。

「ゴリラローテーション!!!!」

 

 

(´゚д゚`)ふぁ!? 

ゴリラ? ローテーション??

 

さとるくんがぐんぐん加速する。

 

ゴリラモードでローテーションを組もうということらしい。意味わかんないけどこういうノリは嫌いじゃない。むしろ好きだ。後ろについて走ると40km/hを超えていた。まじかよ( ˘ω˘ )

 

 

やれやれ、ここは一丁やってやろうじゃないか!!

ゴリラローテーションで牽いてやろう!!!

さとるくんを追い越し42km/hまで加速した。

 

脚にぐっと力をこめる。ひと踏みひと踏みパワー全開だ。踏み抜く!踏み抜く!!

 

息が乱れる。ぜえぜえ…。

これでさとる君はついて来れないだろう。

息は絶え絶えだが、内心ニヤリと笑って、振り返る。

 

さとる君「りっけいさん、速いですね(余裕の笑み)」

 

あああああああああ!

ついてきてるぅぅぅうう!

 

く、くやしい…くやしいの

 

もうさとる君には勝負挑まねえ…。

妖怪ゴリラに勝てるわけがない。

 

 

ゆるく走りたいはずなのに、すでに体力をガッツリ消耗した。さすがはさとる君。ハードモードだぜ(死にそうな目)

 

 

 

ゆるやかなアップダウンをこなしていく。

能登半島はやはり「半島」なのだ。

 

左手には海、右手には山。

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最高の道じゃんか、これ。

 

 

もともとは山だった場所に海が侵食してできた土地だ。どうしたって坂が出てくる。しかし、この坂もまた楽しい。こまめにギアチェンをする。カシュン、カシュンとギアを落とす。くるくる回せば無理なく越えられる。

 

紀伊半島(和歌山、三重)のアップダウンの過酷さと比べたら大したことはない。

 

 

旧福浦灯台という名所をのぞいてみようと、小道へハンドルを切る。

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うひゃあ!いい雰囲気だ。

 

ハイテンションで突き進むと、そこからの道が。。。

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ふぁああ!!???

 

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ふぁふぁふぁのふぁ!?

 

15°って表示されてるんだけど…。これって斜度26%のやつやん…。

実際立っていられるのもぎりぎりだ。滑り落ちてしまいそうな下り道だ。

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こいつはすげえや。

 

前言撤回。

アップダウンすごいわ、能登半島。

 

 

メイン道路は緩やかかもしれないが、ちょっと裏道に入ってみたらこれだもん。なかなか侮れないな。

 

けどこういう目新しい発見が楽しかったりする。

 (下り終わった後に、旧福浦灯台を通り過ぎていたことに気づいた。後戻りもためらわれたので諦めてしまった。ああ、行っとけばよかった(;'∀'))

 

 

 

 さくさくペダルを回していると、ついた。

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国定公園 巌門鷹の巣岩。

 

ネーミングかっこよすぎ。

「がんもん たかのすいわ」だもん。

けど、ひらがなで書くとかわいい。すいわ。

 

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これは!これは!

 

大好きだ、この景色。。。

暑くて暑くてこのまま飛びたくなる。

さとる君もこの景色を見て喜んでいるようで何よりだ。いつものソロツーリングじゃ経験できない、誰かときれいな景色との共有ができるのがとてもうれしくなる。

 

すぐ近くには巌門が。

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ここには、源義経が追手から逃れるために、48隻の舟を隠したとされる伝説がある。

 

観光客でいっぱいだったので、上から眺めるだけにしておいた。

冬の荒波で岩がゴリゴリ削られて入江ができるんだとか。また冬に来てみるのも面白そうだ。

 

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気持ちよさそう(*'▽')

 

 

さて、今日のメインスポット。

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世界一長いベンチだああ!

 

全長460m。ギネスブックにも載っている。だが、僕はここにはあまり惹かれなかった。むしろ反対側の景色に心奪われた。

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うつくしい…。

 

空と海の境界に半島が伸びている。

 

海から吹き付ける風が生ぬるいがそれも心地よく感じる。いいところだなあ。正直なところ、「世界一長いベンチ」よりも、この景観を売り出していけばいいんじゃないの?と感じてしまうほどだ。

 

 

ちょうど頃合いだったので、昼ご飯へ。

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ヱビス屋さん。

 

ネットにクチコミも書かれていない地元のお店。せっかく遠くまで来たんだから地元のお店に来てみたかった。入ってみるとお客さんでいっぱいだ。うん、ここはきっとおいしいぞと直感が言っている。

 

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野菜ラーメン大盛を注文。750円ナリ。

 

う、うまい…!あっさり醤油だけどコクがああああ!!つるつる麺でいっきに食べ進めてしまう。久々の大当たりラーメンだ。

体中から塩が抜けていたから、普段よりもおいしく感じられたかも。でも、ここのラーメンはレベルが高いぞ…。うん、いい。

 

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あ~、おいしかった。ごちそうさまでした。

 

僕の好みにドンピシャの味ですんごくテンションあがった。こういう出会いがあるからツーリングが好きなんだよね。

 

 

また自転車にまたがり先を目指す。小さな漁村と小さな峠が繰り返される道を進む。その途中、見事な景色が。

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柵も無く、海を堪能できる素敵スポット!わーい!

 

思わずにやにやして写真を撮る。

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そんな僕をさとるくんが撮る。

(もはや定番になりつつある)

 

 

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 (道に迷った)

 

 

この先の道中でどうしても寄っておきたいスポットがあった。

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トトロ岩!

 

「うそじゃないもん、ほんとにトトロいたもん」

と、ぐずっていたメイちゃんに見せてあげたい。すんごく喜びそうだ。ぼくもすんごくうれしい。累計30回はトトロを見てきたぐらいトトロ好き。好きなキャラが目の前にいる。うはーーー!!

 

 

 

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ただし、横から見ないほうがいい。

分かっていたがなんだかガッカリしちゃった。

 

ちなみに、このすぐそばに真新しい駐車場が整備されいた。ここを観光地にしたいのかしらね。車でも来やすいと思う。

 

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珍しい色の岩だったのでパチリと。

 

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ピットイン。道の駅赤神。

 

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空気入れ完備されている。ありがたひ。

 

最近はサイクリングロードが整備されている地には、こういうチェックポイントがある。そこで空気を入れたり、水を補給できるのが助かる。補給ポイント大事。

 

 

休憩、休憩♪

とアイスを買う。

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ひとくちぱくり。

 

んんん?

ヤツが来やがった…トイレへ駆け込む。

おなかピーピーだ。P&Pでピーピーだ。超おなか痛い。

 

原因を考えてみる。たぶん昨夜の「ゴーゴーカレー大盛り」だ。

確かに無理して胃の中へ詰め込んだのだ。それが放出される時が来たのだ…。

 

    ぎゅるるるるるるるっる。

 

いてぇえ。

 

 

結局トイレへ4往復した。

 

 

そろそろ先を急がなくては。

痛いおなかを抱えながらヒルクライムへ。

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一瞬で離される。ははは。

 

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だめだ。体調最悪だ。

 

うんこと汗が出すぎて、水分も塩分も何もかもを失いつつある。人としての尊厳も失いそうだ。ぎゅるるぅうる。

 

 

とりあえず塩分だ。

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助けてくれ!サラミ!!

 

ヒルクライムしながらmgmg。

馬鹿みたいに塩っ辛いけど、四の五の言っていられない。今は何でも栄養取っとかないと。(なぜ自転車を降りて食べなかったのか。謎)

 

 

 

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山を越える。

 

「さとる君やっぱ速すぎるわ~」と話かけると、なぜか巡行速度がぐんぐん上がる。

 

なんだ?なんだ?

 

と思って、さとる君の顔を見ると「ゴリラモード」に入っている。

 

仕方ない、付き合ってやろうじゃないかっ!!

体調なんか知ったこっちゃない!!

 

 

うおおおおおおおおおお!!!!

フルパワーだああああ!!今度こそ勝ってやる!!!

 

 

……

 

はあはあ…。

 

気づけば、3km区間で38km/hスプリント勝負していた。なかなかいい勝負だったぞ。
モルスァ!!(もちろん負けた)

 

この勝負のおかげで便意がどこかへ消えていた。ラッキー。

 

 

ゴール地点の輪島市内へ入れた。

今晩のご飯はここでいただく。

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助ずしさん。

 

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なかなかいいお値段するぜぇ。だが、注文はもちろん…?

 

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能登丼じゃ~い!(*´ω`*)

 

カニ、カニみそ、ウニ、いくら、タイ、ほか白身魚いっぱい。贅を尽くした贅沢&贅沢。

ごめん、まじでごめん。これがナンバーワンだわ。すんごくおいしい。

 

鮮度が高く、ちゅるんといた触感のさかな。身がしっかり味するのに、するりと舌の上で消える。

こめ、さかな、しょうゆの三位一体。

 

さとる君の顔を見ると「ぴゃあああああ!!??(*´Д`)」みたいな顔になっとる。

それも納得だよ。おいしいよ、これ。おいしすぎる。

 

カニみそも絶品。いやな臭みも苦みもない。なんてこったい/(^o^)\

 

 

一瞬で食べつくしてしまった。ごちそうさまでした。会計をして出ようとすると、女将さんに止められる。

 

なんだろ?と待ってると、

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輪島塗のお箸もらえた~~~~!

 

めちゃくちゃうれしい~~!全力でお礼を言う。

あああ!最高!!地元の名産品だ。

 

 

助ずしさん、いいお店だった。

地元の人とも仲の良い雰囲気で、味もピカイチ。サービスも完璧。地元で愛されているんだなあと感じた。下調べせずにこんないいお店に出会えるんだから、輪島の食のレベルの高さよ。いいところだ。輪島が好きになった。

 

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最後に夕暮れの空を。

 

微妙な空の彩りを見れた。いいタイミングであった。

 

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おふたりさん、お幸せに!

 

この後は宿へ行き、さとる君とバカ騒ぎして寝た。

 

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明日はどんな旅になるんだろう。

 

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つづく